1989
三位は確保したシーズン

高橋 誠(平成二年卒)

 前年度(一九九八年)は学習院大学アメリカンフットボール部が創部以来最強 と云われた。しかしリーグ戦の結果は(二勝四敗五位)と思わぬ成績に終り、 何が原因か不安な気持ちで春を迎えた。
 春のシーズンは対甲南大定期戦(〇―二十一)の敗戦、四大学戦二勝一敗二位 と、卒業生の穴が埋めきれず不本意な成績であった。秋になり,リーグ戦は九 月十五日優勝候補筆頭の青山学院大との第一戦を二十三対十三と勝ち、気分を 良くして、第二戦(十月一日)亜細亜大戦(二十四―七)と連勝した。しかし 昨年に比べ本当の力がチームになかったためか、拓殖大(〇―二十三)、防衛 大(十八―二十一)に連敗、優勝の望みはなくなった。その後、宇都宮大(二 十九―十三)、関東学院大(四十九―八)と連勝、三位は確保した。トータル 記録を見ると頷ける結果である。
 現在私は、鹿島ディアーズのセンターとしてプレイを続けている。企業チーム なので仕事が優先で、練習時間も限られており、厳しい環境である。しかし誰 もが心からフットボールが好きで、このチームは俺たちが支えているんだとい うプライドを持ち、トレーニングや練習に過去の一流選手だということを捨て、 打ち込んでいる。一緒にプレイしていて学習院時代は甘かったんだなあとつく づく感じるこの頃である。
 最近は現役諸君も一生懸命練習に励んでいると思うが、成績の方はいまひとつ 壁が破れないようである。尚一層の精進を望みます。